新入社員へのメッセージ。「新入社員よ、頑張るな!」

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カフェでパソコンをカタカタしていると、新入社員らしき人が会社の上司と面談している様子を最近よく見かける。新入社員は目をキラキラ輝かせ、食い入るように上司の話を聞いている。

しかし、筆者は声を大にしてこう言いたい。「新入社員よ、頑張るな!

意識高い生活ができるのも、最初だけ

「平日の朝は早起きして、朝食を作ってお昼の弁当も用意する。15分前には出社して、上司のみんなに元気に挨拶。家に帰ったら晩御飯を作る。月に一度はセミナーを受講して、資格もたくさん取得したい。」

出端を折るようで申し訳ないが、こんな生活絶対続かない。半年も持ったら賞賛ものだ。ここで間違っても「なら自分が手本になってやろう」と変な意気込みをしないでほしい。心か体、あるいはその両方が死ぬ。

まあ、確かに最初だけはこんな生活もできるんだよね。研修期間だかOJTだかで、残業はほとんどないし。だけど、ちょっとでも残業をさせられ始めるとあっという間に事情が変わる。

まず、晩御飯が作れなくなる。夜遅く帰った時に、晩御飯を作る気力なんて残っていない。
すると、冷蔵庫の中が使いきれなかった食材で埋まる。消費期限は容赦無く過ぎて、泣く泣く買った食材をゴミとして捨てる羽目になる。
こうなるともう悲惨だ。次は買い物をするのが面倒になる。予想できるわけもない残業のことを気にして、ああ今週はどのくらい食材買えばいいだろう、どうすれば余さないだろうと考えながら買い物をするのが、たまらなく苦痛になるのだ。

あとはもう説明するまでもないだろう。休みの日くらいゆっくりしたい、まだ寝ていたい、上司の顔なんざ見たくもない、などなど…

オフィスで成功するのは「努力する人」ではない

努力は裏切らない。筆者が好きな言葉だ。たゆまぬ努力を重ねていけば、たとえ0からでも人は成功できる。これはまぎれもない事実だと思う。

しかし、そんな常識が通用しない場所がこの世に1つだけある。オフィスである。

結論から言うと、オフィスで成功するのは「上司が生理的に気に入った人」だ。どんなに仕事ができる人でも、上司が「こいつ、生意気なんだよなあ」「なんとなくこいつは気に入らない」と思えば評価は頭打ちになる。
ハズレの上司を引いてしまったら最後、努力なんていくらしたって無駄になる。そしてこれはもはやどうしようもない。極端な話、上司か自分のどっちかが死ぬしかないのだ。来世はいい上司引くといいなあ。

仕事が上手く行くかどうかは、運だ!

明るい将来を期待していた新入社員には大変申し訳ないが、仕事は運が全てだ。そこに努力という要素が介入する余地はない。

  • 将来有望な部署に配属できるか
  • 当たりの上司を引くことができるか
  • デスマを避けることができるか
  • 営業先のお客さんが商談に乗ってくれるか

全部、運だ。ビジネスについて猛勉強するくらいなら、今すぐ教会か神社にでも行って運を良くした方がマシだ。

筆者は世間知らずだったから、うつ病になって休職するまでこのことに気付けなかった。無駄な努力を自分に課し続けたばかりに、心を病む結果になってしまった。
どうせ自分の努力でどうにもならないのなら、どんどん手を抜いた方がいい。仕事を失敗したっていいし、納期に間に合わなくたっていい。それは努力が足りないのではなく、運が悪かっただけなのだから。

どうか、自分のような目に遭う若者はこれ以上増えないでほしい。だからこそ伝えたい、「新入社員よ、頑張るな!

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