
beatmaniaIIDXにはエフェクター機能が搭載されているが、その中の「PITCH」については使ったことすらないという人が大半ではないだろうか。
せっかくKONAMIが昔から用意してくれている機能だ、ここはひとつPITCHエフェクトを使って息抜きでもしてみようではないか。
Contents
別バージョン・リミックスを再現する
Medicine of love
曲全体を通して、PITCH-1。同時期にREFLEC BEATに収録された、星野奏子Ver.のMedicine of loveと同じキーになる。
thunder/INAZUMA
thunderはPITCH+1でINAZUMAに、INAZUMAはPITCH-1でthunderに。
てっきりINAZUMAはthunderのリミックスかと思っていたが、作曲者のdj TAKA曰くこの2曲は別曲扱いなのだそうだ。
というわけで、この曲はいわゆるリミックスのプロセスとは全く順番が違うため、
自分の中では「thunder」のリミックスではなく、全くの別曲と位置づけています。
もちろん皆様にはどう解釈してもらっても構わないけど、いわゆるリミックスとはちょっと違うことに気がついてもらえるかな?
Plan 8
終盤に休憩を挟んでキーが変わるが、ここでPITCH-1。jubeat版、およびサントラ版の「マスタリングミス(Ryu☆談)」Ver.が再現できる。
starmine
いじり方が2つある。
まずは、曲開始からPITCH-1→0分54秒あたりからPITCH+2→1分10秒あたりで再びPITCH-1。pop’n musicに収録された「starmine(pop’n mixxx)」が再現できる。
余裕がなければ間の+2は外しても雰囲気は伝わる。
もう1つは、1曲通してPITCH+4。こちらはピンクターボがカバーした「starmine -swallowtail mix-」の再現だ。
The Smile of You
PITCH+1をかけると、Heidy(林ももこ)が歌う日本語バージョンのキーになる。残念ながらBEMANIには未収録。
The Smile of YouをPITCH+1でプレーしたら日本語バージョンが解禁、なんてのがあったら嬉しかった。ほら過去には2曲目にGet Outを選ぶアレもあったし。
SPRING RAIN(LLUVIA DE PRIMAVERA)
今や激レアとなってしまった過去の収録曲。もし近くにDistorteDがあったらぜひプレーしてほしい。
さてこの曲はベブ・シルヴェッティの名曲のリミックスなのだが、キーは原曲と同じ。ではキーをどういじるのか?
答えは「PITCH+1」。出来上がるのは電気グルーヴの「Shangri-La」だ。もちろんBEMANIには収録されていない。
どんな曲か知らないという人は「キス、キス、キス キスキス、キス」と口ずさんでみてほしい。それである。Hotel Moonsideではない。
ちなみに電気グルーヴの「Shangri-La」、なんとあのBeForUが2008年にカバーしている。こちらはPITCH+4で再現可能だ。
iTunesでも配信されているため、興味があったらぜひ買ってみてほしい。150円。
(2017/5/3追記:よく考えたらDistorteDはPITCHエフェクト未実装だった……すみません。)
過去のシステムBGMを再現する
勘のいい人ならもう気付いていると思うが、どれもDJ YOSHITAKAの「CaptivAte」シリーズである。
ここで紹介しているシステムBGMはいずれもサウンドトラックに収録されている。
IIDXREDのエンディング
「CaptivAte〜浄化〜」の曲の後半、歌が終わったところでPITCH-4。名曲と評判のIIDXREDのエンディングもどきの完成だ。
DistorteDのオープニング
こちらは「CaptivAte〜誓い〜」。PITCH-2でプレーすれば、後奏がDistorteDのオープニング曲に化ける。
ちなみにこの曲の前半はDistorteDのYOSHITAKA版選曲BGMのアレンジなのだが、残念ながらこれは筐体ではどうやっても再現できない。(PITCH+5が必要)
TROOPERSのオープニング
「CaptivAte2〜覚醒〜」をPITCH-2でプレーしよう。前奏がまんまTROOPERSのオープニング曲だ。
その他の遊び方
他に筆者がやったことがあるのは、本来は転調する曲をずっと同じキーにする遊び。
Second Heavenの1回目の「テテテテテテテテ」の後にすかさずPITCH-1、2回目の「テテテテテテテテ」が鳴り終わったら今度はPITCH-2とか。難易度高いけど。
友達と一緒ならば、友達にピッチ変更をお願いするのもありだ。ただ、高確率でピッチうにょうにょの妨害に遭う。