【弐寺】DPが「上級者向け」じゃない3つの理由

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beatmaniaIIDX

beatmaniaIIDXのDP(ダブルプレー)といえば、DPをプレーしていない人から見れば「難しそう」「あんなの無理」「上級者の遊びだよね」といった印象だろうか。実際に公式でも「上級者向け」と言われている。

しかし、DPは本当に上級者向けのプレースタイルなのだろうか。ちょっと掘り下げてみれば、案外そうでもないことに気付いて頂けるはずだ。

弐寺のDPは「上級者向け」?

弐寺erならば誰もが何度も目にする、プレースタイル選択画面。シングルプレーかダブルプレーを選択する画面では、ダブルプレーの項に確かにこう書いてある。

左右のターンテーブルと
14個の鍵盤を使用する上級者向けのモードです

弐寺のプレースタイル選択画面

ダブルプレーはやはり上級者向けなのか…

実際、難しそうだという理由でDPを敬遠する音ゲーマーは数多く見てきた。よく言われるのはざっとこんな感じだ。

  • 無理!とにかくあんなの無理!
  • 10本の指で鍵盤14個と皿2つでしょ?指足りないじゃん!無理!
  • 皿取りに行ったら鍵盤の場所わかんなくなるじゃん!無理!
  • 譜面見ても指追いつかないし!無理!
  • いやあだってSPでまだ六段だし…無理!

まあ、すごい勢いで「無理!」と言われてしまう。悲しい。

ということで「難しい」というイメージが突っ走っている状態のDPであるが、筆者はそうであるとは微塵も思わない。むしろ、DPよりもSPの方がよっぽど難しいのではとさえ考えている。次の項でその理由を説明しよう。

DPが初心者に優しい3つの理由

運指が簡単

SPの場合、運指の種類は実に多い。「1048式」「3:5半固定」「DOLCE.式」他さまざまな運指が取り上げられ、上達のためには運指のマスターが必須という状態だ。しかも各々の運指には弱点が存在するため、複数の運指を使い分ける必要があるという。

しかしDPならば実に単純だ。「ホームポジション」だけを覚えていればほぼなんとかなる。実際は足りない指を補うために「崩し」という要素も加わるが、これはSPでも同じ話なはずだ。

DPのホームポジション

1P側(左手)のホームポジション

ホームポジションとは、親指と小指で白鍵の両端・残りの指で3つの黒鍵を押さえる状態のこと。特に指を変に曲げたりする必要はなく、5つの指を鍵盤に乗せると自然とこのような形になるはずだ。
このたった一つの基本形から、少しずつ指の動かし方を応用させてあらゆる譜面を捌けるようにしていくのがDPの世界だ。

なんだかSPよりも窮屈でないように感じてこないだろうか。

譜面の密度が薄い

SPで最上級の難度といえば、ノート数は大体2000前後。たまにもうちょっと増えて2300とか2400になったりするか。
ではDPはその2倍なのかというと、そんなことは一切ない。SPでもDPでも、ノート数は2000を少し超えたあたりで頭打ちになる。

ということは、レーンごとの譜面密度に着目すれば、単純計算でDPの密度はSPの密度の半分となるわけだ。

SPで2000ノーツとなれば、ぎっしり詰まった譜面に圧倒されて、どう捌けばいいかすらもわからない状態に陥る可能性が高い。
しかしDPならば、実際に叩けるかはともかく「あ、こういう譜面なんだ」と理解できる具合まで譜面の密度が低くなる。

「あんなの見えない」と揶揄されがちなDPの譜面だが、実際はDPの譜面の方がよっぽど見やすい譜面をしているのだ。

どの音を叩いているのかわかりやすい

SPの高難度譜面を演奏している時、「どのノートがどの音を鳴らしているか」を意識することはできるだろうか?

先の密度の話に関連するが、高密度な譜面は認識しづらいだけでなく「どの音を鳴らしているか」が非常に把握しづらい。あまりにもひどい場合は、せいぜいキックとスネアくらいしか分からなくなるのではないだろうか。

一方のDPは、プレーエリアが左右2エリアに分かれているおかげで担当パートが非常にわかりやすい。演奏感が高く感じられるのはもちろん、鳴らす音が分かっていると「このあと指はこう動きそうだな」とある程度の予想がつく

DPはSPと異なり、常に一定のヒントを与えられる状態で演奏できるため、指の動きも頭の働きも自然な状態でプレーできるのだ。

初心者も上級者もがっつり楽しめるDP

確かに、遥か上のレベルを眺めればDPは相当難しいことをやっているように見える。このような場面ばかりが切り取られて「DPは上級者向け」と言われるのは、仕方のないことなのかもしれない。

しかしぜひ知ってもらいたいのは、DPは上級者のためだけのものではなく、初心者も安心してガッツリ楽しむことができるものだということだ。
公式で「上級者向け」と言われているから、あるいはなんとなく難しそうだからという理由でDPを敬遠する必要は全くない。また、SPの実力が伴っていないからという理由も不要。興味を持った時がDPの始め時だ。

DPの奥深い世界は、あらゆるプレーヤーのために開かれている。

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